SENDAI光のページェント
2019/12/05
写真提供:仙台市観光課
「杜の都を光の都へ」――1986(昭和61)年、市民有志が集い、青葉通と定禅寺通のケヤキ114本を30万個の豆電球で飾ったことに始まる「SENDAI光のページェント(以下ヒカペー)」。淋しい冬枯れの景色は一変、全国から200万人以上の来場者を集める仙台の冬の風物詩となりました。昨年(2018年)、160本のケヤキを飾ったのは60万球のLED。期間中の使用電力はすべてバイオマス発電によるグリーン電力を充てるなど、環境配慮にも積極的です。
最近では各地でイルミネーション・イベントが百花繚乱ですが、市民ボランティアが中心となって開催している例としてはヒカペーが先駆け。国内外の運営組織にノウハウを提供するなどの役割を果たしています。
ヒカペーの圧倒的な光量とまばゆさ、迫力を生むのは仙台の気候。12月には落葉を終えるので、枝と枝との間、隅々まで電飾コードを渡すことができるというわけです。光の回廊を歩きながら、一年の出来事に思いを馳せて――今年もありがとう。
公式サイトはこちら:https://sendaihikape.jp/
開催期間
12月6日(金)~ 31日(火)26日間
点灯時間
日~木 17:30~22:00
金・土・22日(日)・24日(火) 17:30 ~23:00
※スターライト・ウインク:18:00、19:00、20:00(12月22日を除く)
実施区間:定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)
アクセス
地下鉄東西線「国際センター駅」から荒井行に乗車、「青葉通一番町駅」下車(2駅、大人210円、交通系ICカードで支払可)、北1出口から徒歩約11分で定禅寺通り